時代は令和へ

宮崎県理学療法士会 会長 中田 洋輔

一般社団法人宮崎県理学療法士会ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

また、平素より一般社団法人宮崎県理学療法士会の事業運営におきましては深いご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。

私事ながら今季で4期目の代表を拝命致し、「令和」の時代に向けてより一層士会運営に尽力致しますので会員の皆様また関連団体の皆様方何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、西暦2019年5月1日より元号が「平成」より【令和】へ変わりました。日本の歴史にとって元号は時代を意味します。昭和40年6月29日に「理学療法士・作業療法士法」が制定され、法律では「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。これが定義です。

現在、我々理学療法士が実務として行っている治療や活動を照らし合わせると時代の背景として社会的に求められていること即ち社会的要求の方向性に向けた活動が職種発展の方向性になってくると考えます。従来我々は、公的保険制度の中で専門的な知識、技術をもって急性期や回復期など「医療モデル」の中で成長してきました。しかしながら時代は少子高齢化に伴い地域包括ケアシステムの構築が世論となり地域社会全体においての自助、互助の推進いわゆる「生活モデル」を求められるリハの専門職として位置付けられております。このモデルの介護期では「自立支援」、生活期では「看取り」、就労期では「保健・予防」といった建付けの中で理学療法士がもつ役割を今後広くシェアしてことが大事であると思います。

一方、学術的研鑽に関しては臨床実習教育も含めて新たな生涯学習システムに準じながら品性の陶冶に向かって自己研鑽をしていくことが望まれます。今年度より40年続いた九州理学療法士・作業療法士合同学会はそれぞれ分化し第1回の九州理学療法士学会が鹿児島からスタート致します。リハビリテーションを通じて理学療法を研鑽していく解釈の中でエビデンスを追求する研究が重要になってきます。一人でも多くの臨床家が研究という活動に精通して頂き治療においての効果的な治療データが検出されることを期待します。

今後の宮崎県理学療法士会と致しまして、まず大きな課題としては若い会員様に関しての活動の場の提供があります。いわゆる学びの場です。これを安価で継続的に行っていくことを組織的に実践していきます。そして二番目には、地域支援活動への積極的介入と人材育成です。冒頭で述べました時代の流れに沿って生活モデルへ適応できる人材の育成を県そして医師会その他多職種との連携強化を目指します。構想としての理学療法士の職域モデルを示唆すると公的保険範疇での役割そして活動は狭小化し、将来的には自由市場での活動が拡大化することを想定すると現在行っている地域支援事業への参画は「布石」であると考えます。故に多様性を増す理学療法士の働き方を推進できる士会運営にも意識していきたいと考えます。

宮崎県理学療法士会は、県民の皆様の健康と予防そして自立支援また関連諸団体様方との連携強化を実践し、執行部並びに会員一同真摯に活動の充実を図っていきますので、何卒、今後ともご理解とご支援の程、よろしく御願い申し上げます。

 

一般社団法人 宮崎県理学療法士会
会長 中田 洋輔

 

 

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